中井町の地方創生プロジェクトの一環で国の加速化交付金を受け、このたび中井中央公園拠点整備として、「なかい里都まちCAFE」の建物が完成。同プロジェクトの委員や議会向けに内覧会も開かれました。
設計を監修した杉本洋文さん(東海大学教授)によると「公共施設としてはめずらしい木造建築。三方に景色がひろがり、立地条件がとてもよい」とのこと。北側にはパークゴルフなどのスポーツを楽しむ人、奥には丹沢が広がります。西側には富士山が望めました。
アンティーク調の味わいあるテーブルやイスがすでに用意され、軽食をとる以外にもいろいろな集まりに使えそうです。余裕をもった造りのお手洗いや、物販コーナー、キッズスペースも設けられています。キッズスペースの外にはウッドチップを敷き詰め、子どもたちが遊べる場所も作られる予定です。
この建物は「里都まちガーデンエリア」の第1期工事として位置づけられ、今後は、子どもの遊び場だけでなく、パークゴルフ場レストハウスの改修、商工会によるピザ窯設置を含む里都まちガーデンが作られます。
里都まちCAFEがオープンするのは連休前後となるようですが、思いがけず、ゆったりした時間を過ごせるスペースが生まれたと感じさせられました。